商標登録とドメイン名

ドメインと商標の関係

インターネットの普及により、ドメインネームと商標の関係が問題とされることが増えてきました。

日本でドメインの管理をしているのは、民間団体である「株式会社日本レジストリサービス」です。

ドメインは公的なものではありませんので、それ自体に権利はありません。

また、商標登録のように審査もありませんので、著名な商標を含むドメインネームでも簡単に登録されてしまいます。

そのため、商標権者との間でトラブルになることがあります。

こういったトラブルはJPドメイン名紛争処理方針に従って、「日本知的財産仲裁センター」が紛争処理の機関として仲裁にあたっています。

処理の基準には下記の3点が検討されます。

1.ドメインネームが正当な権利又は利益を有する者の商標と同一又は混同を引き起こすほど類似していないこと
2.ドメインネームの登録者が、ドメインの登録について権利または正当な利益を有していないこと
3.登録者のドメインネームが、譲渡の目的などで不正目的で登録され、または使用されていないこと

商標法では、他人の登録商標を含むドメインネームを使用し、そのサイトで商品販売や、サービス提供が行われた場合に問題になります。

また、指定商品・役務とは非類似の商品・役務の販売でも、出所の混同を生ずるようなドメインネームは不正競争防止法によって、使用差し止めや損害賠償請求の対象になってしまいます。

ドメインネームの問題は、近年急増しております。

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